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by cafevoyage
| 2008-10-26 23:56
少し前の9月20日は、福岡での小田さんのコンサートの日。
その日は、小田さんの61回目の誕生日でもあり、前々からとっても楽しみでした。
---何か、サプライズな仕掛けでも・・・と楽しみにしていたのですが、当日はそういったこともなく進んでいきましたが、これまでのコンサートより声援もアンコールの拍手もあったかく長いものに感じられました。
淡々とした流れに見える中に凝縮されたような“想い”---というのは、何かスペシャルなことがあるから感じるというのではないように思うのです。
そして、小田さんにもそれが伝わっていたと思います。
小田さんと鈴木さんの二人だったオフコースから聞き始めてこれまで、小田さんが続けていてくらたからこそ、この場を楽しめるんだということを強く感じたこと。そして、その頃からずっとそばにいてくれた友人と共にコンサートを楽しめることの嬉しさを感謝した一日でした。
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by cafevoyage
| 2008-10-15 23:57
・・・冷えた手をあたためた小さな手袋。人と人との不思議な縁にみちびかれ、次第によみがえる記憶--。ほっこりと、ふわりと言葉にくるまれる魔法のような物語。
文庫本カバーの裏表紙にかかれた、↑の言葉に魅かれて読み始めた一冊です。
そして、
--どうにもほっとできない気持ちの中にいる人が、ふと読んで、何のメッセージを受け取るでもなく、ただちょっとだけ苦しみのペースをおとすことができたらいいな、とおもいます。
(~作者・あとがき~)
もしも自分がほんとうに弱っていて、でもそれが病気や事故など命にかかわることではなくって、そんなことでこんなに弱っている自分も情けない・・・・という気持ちのときにこんな小説をだれかが書いてくれたらいいな、と再読して人ごとのように思った。そいう小説だと思う。弱っているときにじんわりとしみてくる気がする。
(~作者・文庫版あとがき~)
この作者自身の言葉に、「うん、うん。」と自分の感覚が重なる思いがしました。
よしもとばなな---という作家は、妙に読みたくなる“時”が来る作家です。
何かこう、もやもやして定まらないものをどこかに出してしまいたい時などに---
もし、今そんな感覚を感じている人がいたら、読んで欲しいな・・と思います。
**『ハゴロモ』よしもとばなな--新潮文庫
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一ヶ月半程、ブログも更新しておらず、ご無沙汰していました。
環境が変わり、家に居る時間もかなり減ってきて、部屋で以前のようにコーヒーを飲みながら・・なんて時間もなくなっていました。“何かに感じる”--ことから離れていっているようで、毎日がただ繰り返されているような感じで、「まずいなぁ」と思っていたところでもありました。弱っているという自覚症状に気が付かない振りをしていたのかもしれません。
そんな中で、本だけは毎日読んでいて、いいタイミングで出会ったのが、↑の『ハゴロモ』だったようです。
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by cafevoyage
| 2008-09-14 22:53
| 本**
水面に映る光の帯と竹の簾に、しばし、ほっとしてきます。
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6月下旬から始めたアルバイトも研修後のテストはクリアー出来たのですが、余計に不安が募ります。昨日と今日はそんな中の久し振りの連休で、ほっとしつつも・・・といったところです。
出来ないからこそ起きてくる不安は、日々の積み重ねと努力で補うしかない!!
と萎えそうな気持ちを奮い立たせています。
去年の今頃、声が出ずに不安な毎日だったことを考えると、
毎日会う改札の駅員さんに声を出して挨拶できることも、
思うように出来ない仕事も、
ただただ“声”を当たり前のように出せることだけで感謝です。
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日本人が受け継いできた夏の暑さ対策には体感的に感じるものだけではなく、風鈴のさわやかな音や部屋に掛ける絵一枚、活ける花一輪にも及ぶもの。
そんな知恵と工夫を使いながら、身体と心をほぐし、まだまだ続く暑さを乗り切りたいものです。
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by cafevoyage
| 2008-07-27 17:38
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by cafevoyage
| 2008-07-16 23:58