秋色紫陽花 ・・・ 30 juin, 2013
2013年 06月 30日
----文章は肺活量と関係している。
----ゆっくりゆったり生きている人の手紙には余白がたくさんある。
1999年4月に発売された光野桃の本の中の一節。
単行本で買っているから、多分、読み終えたのもその頃。
14年経ち、
読み返してみたら、どこかに書き留めておきたい言葉になった。
私は、足掻きつつ抜け出せない混沌とでもいうような状況の時、
自分の気持ちをなだめるために
無意識に拠りどころとなる本(活字)を探す傾向に--------
というのは、少し前に本棚を整理して気が付いたこと。
ちょっと前にまとめ買いした3冊は
ジャンルは違うが、テーマは『整理』と共通。
店頭で手にして気に入った本に過ぎなかったのに。
仕事もてきぱきと
頭の中もすっきりと片付けるにはどうしたらいいかと考えていたから?
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今日の写真は、『秋色紫陽花』のブルー。
少し前に花屋で見つけてから気になっていた花。
スモークがかった花の色が、
この梅雨の季節にあっている。
そして、今の自分にも。
今年も半分終わろうとしている。
1年と書くと結構時間があるように感じるが、
56週と書くと、時間の長さが短く、もっと具体的に聞こえくる。
変化は日常の中に潜んでいる。
それが怖くもあり、悲しく感じることもあり、喜びを引き出してくれる。
あまり先のことや、時間がかかることばかりを性急に考えると
不安に駆られるだけだから、
まずは、あと半年と。
by cafevoyage
| 2013-06-30 21:25