今年の1冊目 ・・・ Jan 7, 2010
2010年 01月 07日
1週間に1冊の読書を---と思いつつ、それが続くのはいつも春先ぐらいまで。
今年も懲りずに実行しようと、元旦の朝、その思いを手帳に書き留めましたが、1年後はいかに。
まずその始まりは、集英社文庫 松浦弥太郎随筆集『くちぶえサンドイッチ』です。
40ページの見出しは「毎日何かを十年」---
----「とにかく、毎日(一生懸命でなくても)十年続けたらものになるんだ」これを読んだとき、胸に大砲を打たれました。自分がこれはもしや長所かもと思うことがあったら、それだけを考えて十年毎日やってみる。毎日ってことが大事なんだ。~「毎日はかけ算になる」たとえば、昨日より今日が二倍うまくなったとしよう、もしくは得たとしよう。で、明日もやる。すると二×二の四倍。また次の日もやれば二倍の八になる。うーん、なるほど。しかし、それが毎日でなく間があいてしまうと足し算になってしまうらしい。かけ算も足し算もそうは変わらないが、長くやればやるほど全然違ってくるのです。毎日何かを十年。---
吉本隆明氏の本を読んで著者が感じたこととのこと。
たとえば、これから十年。一週間に1冊の本を読み続けたら、500冊の本に出会えることになるんですね。
「じゃあ、これも毎日」と欲張らず、毎日何かを続けていくと、なかなか、楽しい毎日になりそうです。
by cafevoyage
| 2010-01-07 23:50