mercredi 24 novembre ・・・ 手
2004年 11月 24日
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5,6年の頃の担任の先生は、まわりの先生方から見ても、今考えても、なかなか独自のスタイルをお持ちの方でした。ある日、「鉛筆で、"手"を描きなさい。」とだけ。何のために描くのか一切おっしゃらず。
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卒業式を間近に控えた日だったでしょうか。卒業文集がみんなに配られました。最後の方のページだったと思います。先生が卒業生を送るたびに、文集に寄せているという詩も載せてあり、その中にあの日の鉛筆デッサン--男子と女子の1名ずつの作品--が一緒に添えてありました。
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寒くなり、水を扱うのが億劫となる季節です。花屋さんの女性の手は、水をよく扱う、活き活きとした"手"でした。その"手"と自分のそれを見比べて------。
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今日もよい日でありますように。
by cafevoyage
| 2004-11-24 10:57
| 人**