よしもとばなな 『不倫と南米』 ・・・ 6 janvier 2009
2009年 01月 06日
「よしもとばなな」--「不倫」--という響きに???と興味がわき、図書館から借りてきた一冊。
---この文庫には、映画「アルゼンチンババア」の原作も入っています。(読んだあとに、映画ではどんな配役だったんだろうと調べてみると、う~ん、自分が描くイメージとは違っていました。
TSUTAYAにあったら借りてみようと思います^^!!)---
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本の中には、次から次に書き留めておきたくなるような言葉が出てくる一冊もあるし、そういった、気持ちの途中下車なしに読み終えるものもあります。
『よしもとばなな』は、ストーリーそのものが“トドメテオキタイ”---そんな感じの余韻がやさしく残ることが多いようです。
今日はそんな“トドメテオキタイ” “コトバ”をこの本からひとつ---
・・大切なのは食欲ではなくて、気にかける気持ちだった。そういうものを生活から失うと、人はどんどん貪欲になってしまうのだ。~あの瞬間を読み違えなくてよかった、と私はいつも思う。人が心の奥の暗さをむき出しにしためったにない瞬間だった。目をそむけるのは簡単だが、そのまた奥には、赤子みたいなかわいいものが潜んでいる。私の滋養となる光が輝いている。・・ --『不倫と南米~プラタナス』吉本ばなな より--
---この文庫には、映画「アルゼンチンババア」の原作も入っています。(読んだあとに、映画ではどんな配役だったんだろうと調べてみると、う~ん、自分が描くイメージとは違っていました。
TSUTAYAにあったら借りてみようと思います^^!!)---
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本の中には、次から次に書き留めておきたくなるような言葉が出てくる一冊もあるし、そういった、気持ちの途中下車なしに読み終えるものもあります。
『よしもとばなな』は、ストーリーそのものが“トドメテオキタイ”---そんな感じの余韻がやさしく残ることが多いようです。
今日はそんな“トドメテオキタイ” “コトバ”をこの本からひとつ---
・・大切なのは食欲ではなくて、気にかける気持ちだった。そういうものを生活から失うと、人はどんどん貪欲になってしまうのだ。~あの瞬間を読み違えなくてよかった、と私はいつも思う。人が心の奥の暗さをむき出しにしためったにない瞬間だった。目をそむけるのは簡単だが、そのまた奥には、赤子みたいなかわいいものが潜んでいる。私の滋養となる光が輝いている。・・ --『不倫と南米~プラタナス』吉本ばなな より--
by cafevoyage
| 2009-01-06 08:35