赤い蝋燭と人魚 ・・・ 16 janvier 2008

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近所の公園のつつじの木に、赤い小さな芽がたくさん付き始めました。少し離れてみると、赤い色が一面に広がって見えます。そばに寄ると、蝋燭の赤い小さな炎が集まっているようです。

こんなお話を思い出しました。
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小川未明の童話に、『赤い蝋燭と人魚』 という作品があります。娘の将来を案じた母親人魚が、人間の世界で娘の人魚に幸せになってもらいたい--この想いからお話は始まります。
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時が経ち、蝋燭を作る老夫婦のもとで大切に育てられた娘の人魚の美しさ、その娘が作る赤い蝋燭が評判となり----お話は暗転します。

昨年、上のお話も含め、小川未明の作品三つを上演した人形劇を観ました。
前にもこの作家のことはブログで書いたと思いますが、小川未明の作品は、今読み返してみると、よくホスピタリティなどという言葉で取り上げられる内容が、もっと簡単にわかりやすく込められていたり、人に対しての厳しい視点、人の持つやさしさが綴られていると思います。

***『赤い蝋燭と人魚』のお話に-いわさきちひろ-が絵を描いている絵本が、童心社より出ています。
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by cafevoyage | 2008-01-16 23:49 | 本** | Comments(0)