『 ナポレオン 』 ・・・ dimanche 05 mars, 2006
2006年 03月 05日
ペンギン評伝書「ナポレオン」
ポール・ジョンソン 著-富山芳子 訳-岩波書店
先日の美術展でのナポレオン人気の訳を知りたくて読んでみました。
本の最後に「ナポレオン、好き、嫌い?」という章があるのですが、私は、後者に近いでしょうね。ナポレオンの持つ才に惹かれるところもありますが。
我々は歴史が教えてくれる最も大切なことをもう一度学ぶ必要がある。~どんな偉大なものも、無に等しい---いや、極端になれば危険である--謙虚で、自らの罪に厳しい心を持っていなければ。著者の最後の言葉です。
この本を読んで、ナポレオンのことよりもフランスの歴史に興味が湧いてきました。
また、パリへ行く機会があったら、「アンヴァリッド」にも是非行ってみたいと思います。
それから、ルーヴルのダヴィッドの大きな絵を、再度じっくり眺めることとしましょう。
by cafevoyage
| 2006-03-05 23:04
| 本**