博多座で 『文楽』・・・ 23 decembre 2010

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2004年の3月に市のあまり大きくないホールから見始めた文楽。
「大阪へ行かないと見れないのかなぁ」と思っていただけに、解説本を読んだりしてワクワクしながら行ったことを覚えています。ちょうどその舞台では、人形遣いの吉田蓑太郎さんが三世桐竹勘十郎襲名の挨拶もありました。

そして、その年の12月から始まった博多座での文楽公演も今年が6回目。
ありがたいことに、この6回の公演を共にご一緒できた先輩!!方と観るからか、
『おかげさまで 今年もここに元気で来ることができました』--
という気持ちは増し、次の新しい年もこうやって締めくくることができますように・・と願う気持ちが募ります。

半世紀以上も同じ芸をつとめてきた人たちの放つ力は大きなもの。舞台を観るごとにおもしろさも増してきます。今年は舞台前に床本を手にでき事前に読んでいたのでいつもよりもわかりよく、太夫の言い回しにずずっと入り込むことができました。

今回の演目『花競四季寿(はなくらべしきのことぶき)』の中の「関寺小町」は吉田文雀さんが人形を遣いました。美女と言われて小野小町の老いた姿を描いているのですが、女人形の中ではめずらしく“足”がありました。足元が見えるせいか、よろよろと彷徨う姿が哀れさを醸して見えました。

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文楽の後、帰省中の友人と食事をしたり、クリスマスのイルミネーションを見て夜の公園を歩いたり。「来年の今頃は 何してるんだろうね・・」と言いながら、また、“次”という時間もあるよね--という思いで。


**文楽の絵はがき:画/藤田佐和子--凛と艶と--から
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by cafevoyage | 2010-12-23 23:53 | Comments(0)