jeudi 2 decembre ・・・ かえるの王子様
2004年 12月 02日
ストーリの最後のこと。"かえる"の姿から元の姿に戻った王子様が、お姫様と連れ立って馬車に乗り国に帰る道で、何かがはじける音が聞こえるんです。王子様が御者をしていた召使に、どうしたのかと尋ねるシーンがあります。すると
王子様が"かえる"の姿に変えられ、あまりの悲しみに胸がはりさけそうで、自分の胸に鉄の鋼をまいていたのです。今、王子様が、かわいいお姫様とお城へ帰られることができる喜びで、その私の胸にまいた鋼が嬉しさのあまりはじけとんだのでございます・・・
喜びに溢れた人は、その嬉しさを人にも味わって欲しいと思い、また、人を受け入れる余裕も生まれます。でも、その反対にいる人は、王子様の召使と同じように"鋼(はがね)"をまいているのかもしれません。
心が張り裂けない“鋼”も時に必要ですが、あまり、きちきちに巻きすぎないでいてください。大きな喜びじゃなくても、ささやかな喜びでも緩められる、調節可能な“鋼(はがね)”であって欲しいと思います。
12月より新しい世界へ飛び込んだ人たちへ ・・・ &友人へ ・・・
by cafevoyage
| 2004-12-02 04:29
| 人**